レポート11

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名称 出現条件
研究員の手記より -3- 最後の戦い6章クリア
レポート内容

World:A Place:カルディア諸島の研究所

■記録 030
あれから資金不足で研究が停滞し正直やることがない
一方戦争は激化しつづけている
成長した疑似生命のモンスターが隣国をせん滅したにも関わらずなぜか平和が訪れる気配はない

■記録 032
記憶定着の成功例コスモスが軍に回収されてしまった
彼女にモンスターを制御させるようだ
そういえば被験者の女性や科学者ともあの日別れてから会っていない
俺にもあんな美人の奥さんがいたらなぁ

■記録 035
メルモンド地方にて事件が発生し科学者とモンスター コスモスの3件をロスト
機密保持と捜索のため軍命による虐殺が繰り返されていると聞く
オンラク地方の次元の扉も消失両事件の関連性は不明のままだ

■記録 037
軍は実験内容を知る者をすべからく抹消するつもりらしい
研究所は今火の海に包まれている
だがこの書類は絶対に手放せない
これが俺の最後のささやかな抵抗だ
死にたくねぇなぁ

寸劇

一瞬よりも-1-

○ラグナ
へぇ~こんなところでも花が咲くんだなぁ

○スコール
それは落ちていると言うんじゃないのか 罠だったらどうする

○ラグナ
だったら粋な罠だぜ っと──ほら別になんともない

○フリオニール
花か 確かに珍しいな これ何ていう花なんだ?

○ラグナ
この花の名前か?
ああ 外に落ちてるバラだから『のばら』だな

○スコール
"それはただのバラだろうが"
"何が野バラだ それはまったく別の花──"

○フリオニール
『のばら』?

○ラグナ
そう『のばら』 ん? どした?

○フリオニール
いやその名前どこかで聞いたことがあるのを思い出したんだ
何だろう 何かもっと思い出せそうな

○ラグナ
ふむふむ じゃこれは君が持っていたまえフリオニール君

○フリオニール
え いいのか?

○ラグナ
眺めてりゃいろいろ思い出すかもしれねえしさ
ほい 落とすなよ

○フリオニール
ありがとうラグナ

○ラグナ
どうしたしまして
じゃあこの辺で休憩するか って後ろが続いてないな

○フリオニール
ほんとだ はぐれたのか? ちょっと探してくるよ

○ラグナ
了解 おまえまではぐれるなよ─

○スコール
"『のばら』完全に信じ込ませたな"

一瞬よりも-2-

○ラグナ
しかし面白いよな

○スコール
面白い?

○ラグナ
あいつらさあ 面白いって思わないか?
おとぎ話に出てくるような武器持って妖精さんみたいな魔法を使うんだぜ
見たことないようなヨロイがいたりしっぽ生えてる奴がいたり──
そうそうあいつのしっぽさ
引っ張ったら怒ってんだよ 本物なんだあれ

○スコール
"引っ張ったのか"

○ラグナ
普通に過ごしてたら絶対合えなかった奴らだよな 今のうちにいろんな話をしとかなきゃ損だ
そうみききを広めるんだ

○スコール
"みきき……"
"まさか『見聞』のことか?"

○ラグナ
まぁおまえともそうだけどな しかしまたおまえは口数少ないよなぁ
それじゃ友達できないぞ

○スコール
ここは戦場だろう 無駄話をする必要などない
友を作ったところでいずれ皆元の世界に帰るんだ

○ラグナ
何だよそれ 見かけによらず中身が幼いな
別れる運命だ 仲良くしたって辛いだけ って?

○スコール
"誰がそこまで言った?"

○ラグナ
いいか? もしオレたたちが同じ世界で生きてたって
別れは絶対にくるんだ 怖がるだけ無駄だぜ
ものすごーく好きな人がいてもいつか別れはくる
ゆっくり言葉並べて別れられるとも限らない
でもな それまでの間は一緒にいるわけだろ
別れる一瞬よりずっと永くて楽しい時間じゃねえか
つまり! いつか別れるからこそだ
今のうちわいわい騒いどくべきなんだって
ってなわけでさ 仲良くやろうぜ~

○スコール
"本当に変な奴"

いらなくなったら 冒頭

○フリオニール
やっぱり諦めるしかないかもしれないな

○セシル
フリオニール どうしたの?

○フリオニール
セシル── いや別に何でもない

○セシル
何でもないなんて顔してないみたいだけど
ライトを見てたの? 彼女に用事?

○フリオニール
いやそういうわけじゃない

○セシル
照れてないで話しかけなよ

○フリオニール
別に照れてるわけじゃなくて

○セシル
ライト

○フリオニール
よ 呼ばなくていい

○セシル
フリオニールがきみに用事があるみたいなんだ 聞いてあげてよ

○ライトニング
用事? どうしたフリオニール

○フリオニール
いや その──
別にライトにだけ聞いてもらえればいいんだ
って いや別にそういう意味じゃなくて──

○セシル
あ そうかごめん 僕が邪魔なんだね

○フリオニール
そうじゃないセシル 別に何も用事はないんだ

○セシル
あ……フリオニール

その後の会話シーン

○フリオニール
……ライト

○ライトニング
どうした?

○カイン
ライトニング

○ライトニング
カインか 何だ

○カイン
この近くにカオスの奴らがいるようだ 警戒しておけ

○ライトニング
そうかわかった こんな場所で遭遇とはな それで──どうしたフリオニール

○フリオニール
あ えーと大変だな こ こんな場所で敵に遭遇するなんて

○ライトニング
ああそうだな

○フリオニール
俺見回りに行ってくるよ

○ライトニング
わかった 油断はするなよ 何かあったらすぐに皆を呼べ

○フリオニール
わかった それじゃ

別の場面

○フリオニール
……ライト

○ライトニング
どうしたフリオニール

○フリオニール
ちょっと話があるんだ

○スコール
ライトちょっといいか この近くのひずみなんだが──

○ライトニング
悪い後にしてくれるか 今フリオニールと──

○フリオニール
いやいい大したことじゃないんだ 俺の話はまた後で

その後のムービーシーン

○フリオニール
ライト 用事があるんだけど

○ライトニング
最近ずっとそうやって話しかけては止めているが何の用だ

○フリオニール
前に君が拾ったものなんだが

○ライトニング
拾ったもの?
これか?

○フリオニール
そ……それ まだ大事に持っててくれたのか

○ライトニング
おまえのものだったのか それなら早く言えば良かっただろう

○フリオニール
そうだよな なかなか言い出せなくてごめん
花なんて何だか気恥ずかしくて言えなかったんだ

○ライトニング
まさか持ち主がおまえだったとはな ほら返してやる

○フリオニール
ありがとう 良かった

○ライトニング
ずいぶん大事なものみたいだな

○フリオニール
ああ──いや 本当はよくわからないんだ
花のことなんて俺には何の知識もない
でもこの花の名前を聞いた時何かが強く心に響いたような気がしたんだ
それから何だか手放せなくなって
だけどやっぱり変だよな 俺みたいなのが花なんてさ

○ライトニング
大事にしたらいい
おまえにとって必要なんだ 人の目なんか気にするな

○フリオニール
ライト

○ライトニング
でもすべてを思い出してもしその花がいらなくなったら
私にくれないか?

○フリオニール
えっ?

○ライトニング
私もその花に何かを感じるんだ その花びらが舞う姿を覚えている
だから捨てられなかった
おまえと同じでそれが何なのかは思い出せないがな

○フリオニール
そうなのか 君も

○ライトニング
それまでは大事に持っていろ 私にそれを譲るまでの間 な

○フリオニール
わかった 約束するよ


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