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総合TOP>ディシディア012(DDFF)>第4章
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○ジェクト
なんだ……誰もいやしねぇ いるのはイミテーションとやらばかりか
○ユウナ
イミテーションのことコスモスに報告しないと 急ぎましょうジェクトさん
○ジェクト
こんなザコどもとっとと片付けちまおうぜ! コスモスのとこまでまだ結構かかりそうだしな!
○ユウナ
これアクセサリだよね 持っているものと組み合わせてみようかな
○ジェクト
なんだここは……それにユウナちゃんがいねぇ まいったな おーーいユウナちゃーん!
○ユウナ
おかしいな 外に出たと思ったのに それにジェクトさんさんがいなくなっちゃった
はぐれちゃったのかな……どうしよう
○ユウナ
ジェクトさん
ジェクトさん どこ?
いない──ひとりか
いなかったら探さなきゃ ──そうだ
指笛聞こえたりしてね この世界だったら会えたりするかも
そんなことあるわけないか
○ティーダ
悪い 驚かせたか?
あんたさ ここ危ないぞ
早くどっか行ったほうがいいよ
○ユウナ
ティーダ
○ティーダ
あんたとどっかで会ったっけ?
ま いいや じゃオレ急ぐから
○ユウナ
ティーダ
間違ったりしない ティーダだよ
待ってティーダ!
○ユウナ
聖域にみんなが集まったときティーダはいなかった キミはカオスの戦士ってこと──なんだよね
わたしのこと忘れちゃってた……?一緒に戦ったことも?ジェクトさんのことも?
……追いかけよう 話をすれば思い出してくれるかもしれない
○ユウナ
ジェクトさんティーダ……ここにもいない 元気出さなきゃ
大丈夫拾ったものをうまく使いこなせばひとりでも切り抜けられるよね
○ジタン
ユウナ!もしかしてひとりなのか 大丈夫だったかい?
○ユウナ
ジタン!無事だったんだね わたしは平気 一緒にコスモスのところへ行こう
○ラムウ
雷を乞い願うのだ そなたの敵に裁きの鉄槌をくだそう
○ユウナ
あなたは……ラムウ? でもわたし……
○ラムウ
呼びかけには応じぬ そなたの機器に参ろう……
○ユウナ
わかりました よろしくお願いします
○ジタン
ユウナどうしたんだ? 元気ないみたいだな
ほら笑って! やっぱユウナは笑顔がいちばんだぜ!
○ユウナ
(ティーダ……誰かを探してるみたいだった やっぱりジェクトさんを探してるのかな……)
○ジタン
あれは……!
悪い!オレ先に行かなきゃならない ユウナ無理しないでくれよ!
○ユウナ
えっ── あ ジタンも気をつけて……!
○ユウナ
ジタン大丈夫かな 誰かを見つけたみたいだったけど……
──わたしも探さなきゃ ジェクトさんもきっとこっちに向かっているよね
○ユウナ
気持ちが落ち着かない…… 今は戦うことに集中したいのに
○ユウナ
なんだか嫌な予感がする…… カオスの戦士が近くにいるのかな
回避やガードよりもっと強引に反撃できる隙を作りたいけど──
○ジェクト
何でおめぇがこんなとこにいやがんだよ
○ティーダ
あんたを倒すためだ 他に理由なんかあるわけないだろ
○ジェクト
ケッ あれか? オレを倒すために呼ばれたってヤツか
どんだけオレの後ついてくりゃ気が済むんだ おめぇはよ!
○ティーダ
ぐだぐだ言ってんじゃねえよ 構えろよ ビビってんじゃねえ
○ジェクト
バカ野郎が うまく操られやがって
上等だ 覚悟しろよクソガキ
○ユウナ
ジェクトさん
○ジェクト
ユウナちゃん?
○ユウナ
待って──
待ってください
○ジェクト
ユウナちゃん このバカはオレが面倒見る
危ねぇから下がってな
○ティーダ
ユウナ……?
○ユウナ
ダメ── ダメです
話せばわかります 絶対に思い出してくれる
お願い わたしに時間をください
○ジェクト
ユウナちゃん
○ユウナ
ねえ わたしユウナ
召喚士のユウナだよ
○ティーダ
知らない名前だ
そこをどけよ オレの戦いだ あんたに関係ないだろ
○ユウナ
関係ある──
関係あるよ
ねえ わたしたち一緒に旅してたよね
わたしも全部の記憶はないけど でも──
キミのこと覚えてるよ ちゃんと覚えてる
○ティーダ
オレは……
○ユウナ
キミはわたしを守ってくれて いろんな話をしてくれて
○ティーダ
そんなことした覚えは──ない
どけって言ってんだろ 死にたいのかよ
○ユウナ
どかないよ キミはそんなことしない
○ティーダ
何を言って──
○ユウナ
ティーダ
わたしキミに会いたかったんだ
思い出したらきっと戦わなくて済むよ 思い出すまでわたしがキミを守るから
だから一緒に行こう?
○ティーダ
オレは──
危ねぇ
○ユウナ
え?
ティーダ
○ジェクト
おい
おい しっかりしろ
○皇帝
フン さすがに息の長い戦士だな
他人の記憶まで無駄に呼び起こしてくれる
○ユウナ
あなたはカオスの──
○皇帝
ジェクトを倒すために呼ばれた駒のはずが別の敵を守って倒れるとは情けない
貴様が現れなければもう少しマシな悲劇が見られたものを
○ユウナ
ジェクトさん ティーダをお願いします
覚悟してください わたしあなたを倒します
○皇帝
ヤツを看取ってやらずとも良いのか?
○ユウナ
ティーダは…絶対死なせません!
○皇帝
ほう?どうやら興味深いやり取りがあったようだな
○ユウナ
ジェクトさん?
○皇帝
己の力を息子に与えた── 奴の身体は空の器か
思わぬ品が手に入ったようだ 私はこれで退散するとしよう
○ユウナ
まだ決着はついていません!
○皇帝
すでについているも同然だ
○ユウナ
何を──
○皇帝
貴様らの相手はイミテーションで事足りる
奴らに食われその男ともども消滅するがいい
○ユウナ
ジェクトさん?
ティーダ
ティーダ目を開けて
ジェクトさん……
どうしよう わたしどうしたらいいか
○ラグナ
ユウナ!
○ユウナ
二人とも
○ヴァン
おい大丈夫か?こいつは?
○ラグナ
ユウナ?
○ユウナ
何から話していいか
○ラグナ
まず落ち着いて
ゆっくりでいいから話してみな
○ラグナ
事情はわかった
だがヘコむことないぞユウナ君
よく考えてみたまえ
連れてかれたってことはあのオジサンは死んでないし
こっちのティーダ君はぐっすり眠ってるだけだ
○ヴァン
一発殴ってやれば起きるんじゃないか?
○ラグナ
少し空気を読みたまえヴァン
で ユウナ 殴る蹴るは別として
○ヴァン
蹴るなんて言ってないぞ
○ラグナ
彼をどうするにしたってオレたちは他のカオスの奴らとは戦わなきゃならない
だとすりゃユウナやオレたちに今できることって──
ここでどんより暗くなってることじゃないよな?
○ユウナ
はい 確かにそうです
○ラグナ
よし じゃあけってーい!
沈んでないで前に進もうユウナ
○ユウナ
はい
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